カマキリの餌としてパンを食べさせる事は可能なのか解説

このような疑問に答えます。

結論から言うと、カマキリにパンを与えると食べはします。

しかし、餌の代わりとして与えるのは推奨できません。

今回は、カマキリの餌としてパンを食べさせる事はいいのか、ダメなのかについて詳細を説明していきます。

カマキリはパンを食べることができるの？

カマキリは、パンを食べることはできます。

なぜなら、カマキリはニオイや味で食べ物を判断するのではなく、目で対象を確認。

動いていれば、食べ物として認識し、捕食するからです。

例えば、カマキリの主食である昆虫が全く動いていない場合、カマキリは反応することはありません。

なので、カマキリの口元にパンを持っていき、

などを使って、目の前で動かせば、反射的に食べる可能性があります。

そして、そのパンがカマキリでも噛めるほどの柔らかいパンであれば、そのまま食べ続けるかもしれません。

カマキリの餌としてパンは代用できるの？

こう考える人は多いかもしれません。

しかし、カマキリの餌としてパンを与え続けることは推奨しかねます。

なぜなら、カマキリは本来、生きている虫を食べる昆虫だからです。

カマキリが主に食べる昆虫（コオロギ、バッタ等）には、

など、カマキリに必要な栄養素の多くを含んでいます。

しかし、パンの場合、昆虫と比べると、

など、カマキリに必要な栄養素がそろっているとは言えないのです。

そのため、パンを与え続けたとしても、栄養が足りず、生存が難しくなる可能性があります。

また、カマキリの消化システムは、昆虫を含む動物性タンパク質を効率的に消化するために進化してきました。

ゆえに、パンを消化することが難しく、消化不良を起こす可能性もあります。

このように、カマキリの餌としてパンを与え続けてしまうと、最終的に生存時間が短くなるかもしれません。

ですから、カマキリのことを考えるのであれば、パンは与えないことを検討してみてください。

まとめ

今回は、カマキリの餌としてパンを食べさせてもいいのかどうかについて説明しました。

つまようじ等を使って目の前で動かせば、カマキリがパンを食べる可能性はあります。

しかし、餌の代わりにはならず、逆に生存時間を短くする可能性があるため、パンを与えるのは避けた方がいいかもしれません。