「自尊心」と「羞恥心」という二つの言葉。
どちらも似た意味に聞こえるため、使い分けが分からない方も多いかもしれません。
そこで当記事では、「自尊心」と「羞恥心」の意味や使い分けの例文、言葉の違いについて解説します。
目次
「自尊心」の意味と使い分けの例文
「自尊心」という言葉の意味
自尊心は、自分を好きでいられること、自分のことを価値があると思える気持ちのことです。
自尊心が高い人は、自分の長所や成果を認めることができ、失敗しても、
「次はうまくやれる！」
と前向きに考えることができます。
また、他人からの批判や困難な状況にもめげずに立ち向かう力を持っていることが一般的かもしれません。
「自尊心」の使い分けの例文
- 例文1：彼の自尊心は、成功への大きな動力となっている。
- 例文2：自尊心を保つために、彼女は不正を拒否した。
- 例文3：彼は自尊心が強く、どんな批判にもめげない。
「羞恥心」の意味と使い分けの例文
「羞恥心」という言葉の意味
羞恥心は、恥ずかしいことをしてしまったと感じるときに湧いてくる気持ちのことす。
例えば、
- 授業中で間違った答えを言ってしまって赤面する
- 友達の前でつまずいて転んだ
といった場合に感じる恥ずかしさを表現しています。
「羞恥心」の使い分けの例文
- 例文1：彼女は大きなミスを犯した後、羞恥心から顔を赤らめた。
- 例文2：羞恥心が強いため、彼は人前で話すのが苦手だ。
- 例文3：彼は羞恥心を捨て、思い切って新しい挑戦を始めた。
「自尊心」と「羞恥心」の相違点
「自尊心」と「羞恥心」の違いをまとめると、次の通りです。
「自尊心」
自分自身を肯定的に捉えることを指す言葉
「羞恥心」
恥ずかしいと感じることを指す言葉
このように、二つの言葉の意味は違うため、前後の文脈によっては、使い分けをした方がいいかもしれません。