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「微小」と「微少」は何が違う?それぞれの意味と正しい使い方を解説

微小と微少の意味・違いと使い分け 読みが同じ言葉
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「微小」と「微少」という二つの言葉。

どちらも「びしょう」と読むため、使い分けで悩む方も多いかもしれません。

そこで当記事では、「微小」と「微少」の意味や使い分けの例文、言葉の違いについて解説します。

「微小」の意味と使い分けの例文

「微小」という言葉の意味

「微小」は、主に「非常に小さい」という意味で使用されます。

物理的なサイズや量が非常に小さいことを指す場合に使われることが多いです。

技術や科学の分野でよく使用され、目で見て容易に確認できないほど小さいものを表現するのに適しています。

「微小」の使い分けの例文

  • 例文1:この実験で使用する微小なチップには注意が必要だ。
  • 例文2:その川の水は、微小な物質を含んでいる。
  • 例文3:この装置は微小な温度変化も検出できる。

「微少」の意味と使い分けの例文

「微少」という言葉の意味

「微少」は、「非常に少ない」という意味で使われることが多く、数や量が少ない状態を表します。

特に金額や時間、量など、何かの全体に対する比率が低い場合に用いられます

統計やビジネスの文脈で使用されることがあり、少ないことを強調するシーンで使われます。

「微少」の使い分けの例文

  • 例文1:このプロジェクトに割り当てられた予算は微少だ。
  • 例文2:彼女は微少な額を寄付した。
  • 例文3:会社は微少な成長を遂げているが、安定はしている。

「微小」と「微少」の相違点

「微小」と「微少」の違いをまとめると、次の通りです。

「微小」
  • 物の大きさや程度を表す時に使う言葉
  • 科学的または技術的な文脈で使われることが多い
「微少」
  • 量や数が少ないことを指す言葉
  • 経済的または統計的な文脈で使われることが多い

「微小」と「微少」、どちらも同じ「びしょう」という読みですが、使う場面が全く違います。

なので、どちらを使えばいいか迷ったら、「物理的な大きさ」なのか、「量・数」なのかに注目して使い分けましょう。